2015年7月20日月曜日

☆マレーシアの電子タバコが熱い☆





この半年くらいマレーシアの電子タバコ市場がホットです。

日本に比べて格段に喫煙率の高いマレーシアでどうして電子タバコがはやっているのか考えてみた。

☆マレーシアのタバコは安い☆
マレーシアのたばこの価格は売り手によって全然違います。コンビニでは税金とかもろもろかかるので価格はRM13(400円くらい)ほどで売られていますが、露天商とかで買えばインドネシアから輸入されたタバコをRM6ほどで買えます。空港のものが一つRM7と考えると安いのです。ちなみに世界一おいしいといわれるタバコがガラムといわれるインドネシアのタバコですっごく甘い。香りもお香みたいな甘―い香りがします。たまに苦手な方もいますが。

☆電子タバコの価格☆
電子タバコの価格にもいろいろありまして、下はRM150(4500円)から上はRM300(6000円)ほどまでいろいろあります。電子タバコにはいろいろなフレーバーがあり、カートリッジを入れ替えることでいろいろな種類の香りを楽しむことができます。フレーバーは一本RM10ほど、コーラ味やレモン味、下手物ではチリソース味とかあります。
ズラリ並んだ電子タバコ。シーシャバーの併設カフェにて
これが一番高いやつらしい。RM500 一万五千円

☆タバコよりはシーシャですね☆
日本にはあまりなじみのないものではありますが、シーシャをご存じでしょうか?イスラム系の国に行くとどこでもあるやつです。日本では水たばこなんて呼ばれる類のものです。これは熱した炭から出る熱気でフレーバーから香りを溶かしだして水(フィルターの役割)を通して吸うものです。シーシャ屋さん行くとあまい香りが辺りにたちこめていておしゃれな雰囲気です!電子タバコの仕組みもタバコというよりはシーシャと同じです。いろんなフレーバーを楽しめることも利点かもしれません。
これがフレーバー。ものすごい種類あります。
ミロとかファンタとか以外にいい香りしてます。

☆健康被害は?☆
日本では早くも電子タバコの健康被害なんていうものが騒がれていますね。内容物にはニコチン、タールなどを添加しているものもあり、健康被害も普通にあると考えられます。しかし、味だけのカートリッジを買うこともでき、女性などに電子タバコが好まれるのはその手軽さゆえなのかもしれません。

☆市場は拡大する?☆

個人的感覚だとここ数か月で随分普及したような気がします。学生の中でも電子タバコ派が大学でも見受けられるようになりました。シーシャバーの中にはシーシャと電子タバコを両方楽しめるところもあり、今後もまだ市場は広がりそうですね。日本と違うのは禁煙のために電子タバコではなく、新しいタバコとして電子タバコって感じですね。

マレーシアタクシーはぼったくり?☆安全に安く乗る方法☆

☆アプリを使う☆
最近では日本でもウィーバーがはやり、タクシーのディスカウントアプリがはやっていますが、ここマレーシアでも同じく。先月の世界のタクシーで最も危険なのはどこ?という記事でマレーシアが世界一ぼったくるとのことでした。そんな悪質ドライバーを防止するためにあるのがマイタクシーというもの。別に防止ってわけじゃないけど。このマイタクシーに登録しているタクシードライバーをスマホのアプリで呼ぶことができ、その時にアプリが概算の金額を出してくれます。その金額内でドライバーは運転してくれて、ぼったくることもないというのがこのアプリ、ちなみに初回利用はRM15無料です。あと利用には初乗り金額にRM2を上乗せするので若干高いですが、保険だと思えば掛け捨てみたいなものです。 
☆プロモーションコードを見つけよう☆
それで、マイタクシーにも割引コードがあり、雑誌の特典なんかでついてきます。そして今回知ったのが、この割引コードが非公式サイトでまとめられているとのこと。常時、複数のコードが掲載されていて、そのコードを使えばRM10~20ほどの割引きが聞くとのこと。最高です。私もすでに数回使いましたが、使い勝手もよく、簡単なのもおすすめです。しかし、これで元取れてるのかな???まあ、消費者としてはありがたい限りです。
☆その仕組み☆
この日組みどうなってるのかドライバーに聞いたところ、各社、マイタクシー、グラブカーは後程プロモーションの金額をドライバーに払うとのこと。ちなみに私がRM20のプロモを使い、実際の料金が10だったとしてもドライバーはRM20をいただける仕組みになっているとのこと。 日本人の間では口コミで広がったのですが、マレーシア人の中ではあまり広まっていない様子。そもそもあまりタクシーを使う文化じゃないのかもしれませんが。この間教えてあげた同僚からは大変感謝されました。 
☆一年住んでるのに・・・☆
ちょっと追加なのですが、先日の人生最悪のタクシーの話です。 仕事前に電車が遅延し(40分)タクシーとったら明らかに違う方向に走るので、「そこ右に曲がって下道で行ってください。」とオーダーしたところ、近道だからといわれ、(明らかに違います)高速に乗ったのです。料金所から5分後予想通りの言葉が返ってきました。「俺はこの道知らないからお前ここで降りろ。」さすがにわたくしも冷静に反論しましたよ。「君はタクシー運転手で、僕との契約は正確に目的地に運ぶことだ。場所もわかり、近道をするといって、違うところで僕を下ろすならそれは契約不履行だから君が料金を請求する権利はない。」もっと汚い言葉は使いましたがね。そしたら「ふざけるな!!金払えあqwせdrftgyh」的な感じで言い合いになった挙句、高速道路でおろされることに。もちろん料金は一滴も払いませんでした。人生初めて高速道路を徒歩で逆走しました。結果、降りるところが見つかったのでそこから降りて、タクシーを使い戻りました。以前なら金の力で黙らせたかもしれませんが、正義なきビジネスに金を払ってはいけないとアッラー(イスラム教の神)が申しておりますので、わたくしは“神様の言う通り”正義なきビジネスにはおかねを支払いません。アッラーと共に。(激しく草です。もうくさくさ。)

こんなこともあります。旅行客にはふつうに10倍くらいでかけてくる人がいますので注意してくださいね。個人的意見ですと、インド系の不機嫌そうなおっさんは危険です。
ではでは。


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2015年7月5日日曜日

食欲との仁義なき☆ラマダン月☆

マレーシアにきて初めての一年ですが、ついにラマダンの月でございます。 毎日毎日夕方のお祈りのおとがこんなにも待ち遠しく感じるのはなぜでしょうか?? 私の友人は部屋の前に、本日の日の入り時刻を書いたボードを用意する猛者まで現れました。

一緒に仕事している人がマレー人なのでその方の前でご飯を食べるのがいささか申し訳なく感じます。時にバスドライバーの機嫌が悪くなったり、ドリンクを口にした瞬間に冷たい視線を受けることもくなくありません・・・そんなわけで、イスラムのラマダンについてまとめてみました。日本人には断食という風にしか伝わらないラマダンでも本当は??


☆あと3分・・・☆
よく日本人はラマダンというとまったく食べないようなイメージを持ちますが、実際は日の入り後のお祈りが始まったらご飯の時間です。ヒンドゥー教や、仏教の完全な断食を数日間するのではなくて、毎日太陽が昇っている時間は口にしないというものです。。(水、タバコ、などもダメ。)
基本的にはパサラマダン(ラマダン市)がいたるところで4時くらいから始まります。みんなお仕事終わりに市場でご飯を購入し、お祈りの時間を待ちます。そしてお祈りが始まったらみんなで一斉にいただきます。という感じ。場所によってはモスクでご飯がふるまわれるところもあり、夜に余ったご飯が大量に送られてくることもあります。寮でみんなでいただきます。夜中の脂っこいごはんほどおいしいものはない。

☆便乗値上げ☆
このラマダン月の間はマレー系のレストランはすべて閉まります。開いているのは中華系、インド系のみ。しかも若干便乗値上げという感じがしますので高くなります。

☆イスラムみんながするわけじゃない!!☆
イスラム教と聞くと日本人からは教義が厳しいというイメージですが、まあ世の中いろいろあります。一般的にラマダンの断食を始めるのは各家庭ごとに違いがあり、友人は14歳まではしていなかったとのこと。そういう人は、あまり厳しくなく、ちょいちょいつまみ食い・・・なんて人もいます。ちなみに一緒の研究室にいた方も普通にご飯に行こうって誘ってくる方もいました。

☆旅行に行く際は御注意☆
この時期は観光地などが閉鎖するところもあります。私が先日泊まったところは閉鎖期間中で、何も開いていないという事態になりました。結構な出費でした。ホテルとるときは気をつけましょう。


☆ブカプアサを楽しむ☆
伝統的にはブカプアサ(BUKAは開けるという意味、プアサは断食、 断食明けごはんという意味です)を家族といただくことになっていますので、もしマレーに知り合いがいましたらブカプアサを一緒に楽しんでみるのもいいかもしれません。ブカプアサはいつものマレー系料理とは異なり、結構あっさり目のごはんです。でも、この頃は普通に市場でご飯を買ってくることのほうが多いのででんとうが廃れ行くのもこの頃のトレンドなんだとか。

☆ラマダンオリジナル マクドナルド?☆
これはいろんなところであるのですが、ラマダンオリジナルの商品を売り出すお店があります。この時期に一番耳にするのはラマダンオリジナルマクドナルドでしょう。
KLIA空港のMCでも食べれますので試してみてください。結構おいしいです。

☆となるとやってみる☆
まあ、この流れですとやってみることになりますわな。
やりましたよ。仕方なく。まあ普通に行けますね最初の3日間くらいは・・・
その後だんだん夕方のお祈りが待ち遠しくなるというイスラム強化現象に襲われ、現在ではおなか減りすぎたときは食べに出ることにしています。断食ダイエットなんてのもあるようで、しっかり医学的に正しい断食をすると腸内環境を整え健康になるのだそうです。
ちなみに私のインフレ気味の体重は緩やかにデフレに切り替わりました。めでたし。

いろいろありますが結構楽しんで断食している自分がいます。ちなみに今日は日本人とラーメンを食べに行きます。「やっぱ断食明けの豚骨はしみるわー!!」っていう変な日本人になってきます。

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マレーシア西海岸の最高の海を目指して☆ランカウィ島☆

この頃は忙しく旅に出ることもなかったので、更新が途絶えていましたが、久々に遠出したので書いときます。
3日前テスト終了後。
「海が見たい。というか海の写真がほしい」
という謎の衝動に駆られて、その日のうちにエアアジアで航空券を購入し、ホテルも予約。
昨日の夕方クアラルンプールを出発しマレー半島最高の海を有するランカウィ島に上陸しました!!
とはいっても、一体どこのビーチが最高なのかもわからねぇ・・・・
「そこのドライバー!!この島で最高のビーチに連れってくれ!!」
っていうノリで空港から直行しました。
☆タンジュン・ルー☆
ここタンジュンルーがランカウィで一番きれいなビーチとのことです。ちなみにプライベートビーチってことになっていて、入るには一応ホテルのフロントに一言言わないと面倒です。
だがしかし、プライベートビーチとはいうものの、ただホテルが勝手にプライベートって言ってるところが多く、実際貸切ってるプライベートビーチはほとんどないとのことです。
・・・さすが金、権力、実効支配の民族・・・
ともあれビーチはまあまあきれいでしたので良かったです。でも一番と期待したほどもものではありませんでした。残念。
帰りのタクシー運ちゃんとも話しましたが、ランカウィのホテルの多くはKLとか都会から来た人が運営している、英語話せるから(現地人はあまり得意じゃありません)、んでそういう人は実際にビーチに行かないで、テキストとかで見たことを観光客に話すので、適当なんだとか。確かにこういう記事を書かせてもらってると、旅行本に書いてあることばかりが本当じゃないって思い知らされます。
本当に面白いものは現地人がしっかり知ってるんですよ。そこらへんのおばちゃんとかにおいしいレストランどこ?って聞いたらいい場所教えてくれます。


☆The Cottage Langkawi☆
ってことでこのビーチを後にして、今日の宿 The Cottage Langkawi に向かいます。
ちなみに空港からタンジュンルーまでタクシーでRM35と結構高いです。タクシーの運ちゃん曰く、ランカウィの島内は政府によって値段が決定されているらしく、ディスカウントもないし、ぼったくりもないとのこと(信用するかしないかは自分自身です。)
まあ、そこに行っても同じ値段を提示されるので、まあおおよそあっているのでしょう。
タンジュンルーからPantai ChinangまではRM45ほどで、30分くらいでつきます。はっきりってここまでの足は、タンジュンルーといううわさに惑わされたけなげなわたくしの無駄足となっている感じもありますので、来なくても何とかなります。でも行く道中にいろいろ物売りがあったりと、楽しいので、いいかもしれません。

ランカウィーには大きな町が2つあり一つはチナン、もう一つはクアという街です。今回はわけあって、チナンにしましたが、お酒も安いし、水産物の最高にうまい。
この町のいいところは免税なので、とにかく安い。ただでさえ、物価の安いマレーシアなのにさらに、安い。だから値下げ競争なんかしなくていいのかもしれません。なんでも売れるので・・・

☆シーフードをいただく☆
夜のディナーはおひとり様でリッチに行きます。
ここのレストランでいただきました。
福建麺(フッケンミー)と牡蠣の鉄板焼きです。牡蠣好きにはたまらなくうれしい一品でした。
偶然、このお店で以前KLでお世話になった会社の方に遭遇。世界は狭いものです。
お店の予算はごはん物、おかず、お酒合わせてもRM25くらいでしょうか。格安だと思います。コスパよし。

今日はいろいろミスもありましたが、明日の朝に備えてさっさと寝ます。
お休み (つ∀-)オヤスミー
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観光産業と環境問題

先日マレーシア西海岸のランカウィ島から帰ってまいりました。
やっぱりきれいな海はいいですね。
この写真はゲストハウス近くのパンタイチナンビーチの写真。
バイクで島内をめぐるのはいいです。風が気持ちいい。



よくマレーの隠れリゾートなんていう風にも言われるランカウィ島ですが実際はすでに開発されつくしたと言っても過言ではないんですね。
というのもランカウィ島には二つのおおきな町がありアクティビティも主に町を中心に展開されています。離島めぐり、バイクで島一周とか。
これは離島めぐりツアーの最終目的地。
ツアーじゃないと来れない場所なのでそれなりにきれいな海です。
写真で見ると本当にきれいに見えるし、旅行番組でも美しい海が映し出されていますが、実際には透き通るほどの海というわけではありません。
地元の人たちも10年前ならもっときれいだった。今はもう本当にきれいな海はないとぐちをこぼします。
マレーシアをふくめ、東南アジアの主要産業ともいえる観光ですが、環境問題との折り合いをつけるのは大変難しいようです。
マレーシアのビーチをめぐるビジネスは首都付近のポートディクソンを皮切りに、ペナン島のタンジュン・アル、ランカウィーのタンンジュン・ルーとシフトしていき、現在では西海岸最高といわれるランカウィすら環境面で陰りを見せています。 
現在では某旅行雑誌にも出るように、ティオマン島や、レダン島といった東海岸にも観光インフラが広がり、年々安く行けるようになっています。ちなみにレダン島までだと、日本からKL、KLからレダン島国際空港という方法と、KLからトレンガヌ空港そこからフェリーでレダン島という方法があり、値段はどちらも変わりません。KLから330リンギット程で行けます。今回はそこにしようか迷いましたが、時間との関係でこちらに。
東海岸はまだ開発されていない地区が多くきれいな自然が残っています。また、マレーシアといえば半島のほうしかみんな行きませんが、本当に自然を見たいならボルネオ島のほうに行くのがおすすめです。(ちなみにボルネオの女の子はかわいいです。サバハン系は日本人好みのセクシーかつキュートな顔つきの方が多いです。)
自分が行ったのは、サラワク州(Sarawak)のムル国立公園。ここはおすすめです。だたし飛行機代はかかります。いえいえそんなことは関係ありません。アジア最大の洞窟や息をのむほどの美しい鳥を見るにはここに行かねば。

こんな風に実際に住んでみてよかった場所なんかを紹介して、どんどん人が来るのはいいことだと思います。しかし人が来れば環境負担は大きくなる(大きくなりがち。)特に東南アジアでひどいのはポイ捨て。本当にひどい。こうした問題とどうやって向き合い、環境という資源を消費ではなく、共生していくのか。考えないといけませんね。
地域と観光産業という分野をどのようにつなげていくのか。マレーシアの今後の大きな課題になると思います。
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