2015年7月5日日曜日

観光産業と環境問題

先日マレーシア西海岸のランカウィ島から帰ってまいりました。
やっぱりきれいな海はいいですね。
この写真はゲストハウス近くのパンタイチナンビーチの写真。
バイクで島内をめぐるのはいいです。風が気持ちいい。



よくマレーの隠れリゾートなんていう風にも言われるランカウィ島ですが実際はすでに開発されつくしたと言っても過言ではないんですね。
というのもランカウィ島には二つのおおきな町がありアクティビティも主に町を中心に展開されています。離島めぐり、バイクで島一周とか。
これは離島めぐりツアーの最終目的地。
ツアーじゃないと来れない場所なのでそれなりにきれいな海です。
写真で見ると本当にきれいに見えるし、旅行番組でも美しい海が映し出されていますが、実際には透き通るほどの海というわけではありません。
地元の人たちも10年前ならもっときれいだった。今はもう本当にきれいな海はないとぐちをこぼします。
マレーシアをふくめ、東南アジアの主要産業ともいえる観光ですが、環境問題との折り合いをつけるのは大変難しいようです。
マレーシアのビーチをめぐるビジネスは首都付近のポートディクソンを皮切りに、ペナン島のタンジュン・アル、ランカウィーのタンンジュン・ルーとシフトしていき、現在では西海岸最高といわれるランカウィすら環境面で陰りを見せています。 
現在では某旅行雑誌にも出るように、ティオマン島や、レダン島といった東海岸にも観光インフラが広がり、年々安く行けるようになっています。ちなみにレダン島までだと、日本からKL、KLからレダン島国際空港という方法と、KLからトレンガヌ空港そこからフェリーでレダン島という方法があり、値段はどちらも変わりません。KLから330リンギット程で行けます。今回はそこにしようか迷いましたが、時間との関係でこちらに。
東海岸はまだ開発されていない地区が多くきれいな自然が残っています。また、マレーシアといえば半島のほうしかみんな行きませんが、本当に自然を見たいならボルネオ島のほうに行くのがおすすめです。(ちなみにボルネオの女の子はかわいいです。サバハン系は日本人好みのセクシーかつキュートな顔つきの方が多いです。)
自分が行ったのは、サラワク州(Sarawak)のムル国立公園。ここはおすすめです。だたし飛行機代はかかります。いえいえそんなことは関係ありません。アジア最大の洞窟や息をのむほどの美しい鳥を見るにはここに行かねば。

こんな風に実際に住んでみてよかった場所なんかを紹介して、どんどん人が来るのはいいことだと思います。しかし人が来れば環境負担は大きくなる(大きくなりがち。)特に東南アジアでひどいのはポイ捨て。本当にひどい。こうした問題とどうやって向き合い、環境という資源を消費ではなく、共生していくのか。考えないといけませんね。
地域と観光産業という分野をどのようにつなげていくのか。マレーシアの今後の大きな課題になると思います。
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