2015年4月6日月曜日

☆マレーシアの大学院への進学について☆

☆マレーシアの大学院への進学に関するVISAの情報☆
☑VISA手続きについて
先日友人がマレーシアの大学院への進学するためにマレーシアにきましたがVISAが取得できずに引き返すという事態になりました。
ということで今日は大学院への進学に関する下準備の情報を書こうと思います。

以前も書きましたが海外で勉強する際には手段が複数あります。


☑留学・進学?
交換留学
交換留学はお互いに留学協定のある大学同士で学生を送り出すというものです。故にある程度は大学の庇護のもと勉学はできますが、その分制約もあります。VISA関連のことになりますとマレーシアでは一度観光ビザで入国し、現地大学の国際化のほうから移民局に問い合わせてもらって学生VISAを取得することができます。もちろん事前に日本で取得することも可能ですが、いくつかの書類はこちらで作成するほうが簡単だったり、安かったりするので来てから申請するのも一つの手段だと思います。

正規留学
正規の留学ではフルタイム(4年間)を現地大学で過ごすことになります。この方法では多少交換留学と手続き上ちがいが出ます。マレーシアでは国公立大学と私立大学でも手続きに差が出ますので自分の行きたい大学がどちらなのかを確認する必要があります。

進学
今回問題になっているのがこの大学院への進学という手段です。この方法は多々難しいことがあります。まず、VISAはまえもって日本で申請しなければいけません。!!交換留学でも用意する書類は同じものとなりますが、留学ではなく進学なので追加の書類が必要です。
日本でVISAの申請をしてからだいたい3か月ほどは書類審査にかかりますので前もって早めにやることをお勧めします。



☑必要書類
必要となる書類は

  • VDRアプリケーションフォーム
  • メディカルチェックレポート
  • Student Pass
  • 成績証明書
  • 卒業証明書
  • パスポートの全ページコピー(担当教員の印必須)
  • パスポートフロントページのコピー
  • パスポートイミグレーションページのコピー
  • TOEFLの成績証明書(あったほうがいい)
☑経験談として(留学の場合)
VDRアプリケーションは学生VISAの取得のために必要となる書類です。進学または留学が確定した段階で行先の大学から送っていただき、日本国内で作成して、日本のマレーシア大使館に提出します。その後マレーシア移民局を通してVISAが発行されます。
詳しい方法については下記のLINKを見てください

メディカルチェックは日本でもできます。しかし麻薬検査、マラリア原虫検査など、日本国内で高額になるものが含まれているので、行先の大学に必要かどうかを確認したほうがいいです。

成績、卒業証明書は自分の日本の大学が発行する野茂を英語版で印刷してください。中にはGPAを提出して下さいというものもあります。私の日本の大学では5段階評価をしていましたが、マレーシアでは4段階評価でA/B./C/D評価の大学もあるので、GPAの換算も忘れないようにしてください。

TOEFLの成績について
マレーシアの大学では基本的に講義はすべて英語で行われます。私の大学ではたまにマレー語のみで講義されることもありますが、教科書は英語のものを使います。
したがって大学院に進学する際には大学から英語の成績を開示するように求められることもあります。平均して言うとおそらくTOEFLで90点ほどあれば問題ないと思います。(ちなみにですが、マレーシアはアジアで英語の点数が最も高いとのことですが、文法や、正しい言い方に関して言いますと日本人のほうがきれいに話せることも少なくありません。)一般的に欧米のだいがくいんは100点が進学の基準になりますので、それに比べると幾分か楽かと思います。

パスポートのコピーについて
これは裏話になりますが、マレーシアに入国する前のハンコ押されていない全面コピーを取っておくといいことがあります。ふつうは入国した後にお金とか支払うことがあるのですが、入国する前のパスポートがあると日本で申請は出しておいた場合の確認に使えるので万が一に備えてコピーしておくといいかもしれません。

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